【メリットゼロ】自分の好きなことを否定されるのは辛い

人生論
  • 自分の好きなアーティストを馬鹿にされた
  • 好きなサッカーチームを散々コケにされた
  • 好きなことだけに留まらず、自分の人格までも否定された

こっちは気分よく自分の好きなことを話しているのに、

それを頭から否定してくる人っていますよね。

正直、言われた側はムカつきますし、いい気分になる人なんてほとんどいないでしょう。

好きなことを直接否定するのって何かメリットがあるんですかね?

「あのアーティストは神!!」

「あのユーチューバーはかわいいからもっと見たい!」

 

そんな人たちを目の前にして、

「あのアーティストのビジュアルって気持ち悪いよね」

「あのユーチューバーよりも、うちの地元の子の方がかわいいわ」

といった、相手を目の前に好きなことを否定するのって、何か大きなメリットがあるんですかね?

 

僕が思うに、信頼関係を築くという点では、双方にメリットなんかないと思います。

 

短期的に見れば、言った側はマウントを取れた感覚を得たり、

自分を肯定させたりすることで、気持ちよくなることでしょう。

ただ、それは一時的に気分よくさせてくれるだけ。

 

言われた側は、

「はっ、なんでそんなことわざわざ言うの?」って当たり前だけど、ムカつきますし、

そこから否定された人と、もっともっと仲良くなろうなんて思いますかね。

 

なかには、その否定された人の好きなことを否定したくなる人もいるでしょう。

マサ
マサ

お互いの信頼関係を築くという意味では、好きなことを否定しても、

何もいいことなんかありません。

人格否定は論外

さらに、好きなことを否定するだけに留まらず、なかには人格否定する人もいます。

「あの声がイマイチなアーティストが好きなんて、キミはおかしいよ」

「あの金満なサッカーチームが好きなんて、お前はズレている」

まあこれは論外ですね。

十人十色という言葉があるように、人によって好みはそれぞれなので、

別に好きなのが違うからと人格を否定するのはお門違いでしょう。

 

たしかに世の中には、「えっ!?こんなものが好きな人がいるの!?」と驚きもありますが、

世界に多くの人がいるだけ好きなものもそれだけ多様化しているってことですね。

大事なのは、この多様化した社会を受け入れる器だと思います。

 

否定よりもなぜ好きなのかを聞いた方が信頼関係は築けるのに

頭から否定なんかするよりも、なぜそれが好きなのかを聞いた方が、よっぽど建設的です。

なぜこの人はその好きなことに熱中しているのか、何を持って熱くさせているのか、

理由を聞けば、その人の性格や考え方などを知ることができ、今後関わっていくなかでいい信頼関係が築きやすくなります。

  • あの人は漫才やコントを見てたら自然と明るくなれると言ってたから、今度コメディー映画のチケットでもプレゼントしてみよう
  • あの人はランニングをすれば、思考が研ぎ澄まされると言っていたから、他にも効果があるサウナに誘ってみよう

こんな感じで、人の好みが分かれば、よりその人と仲良くなれるきっかけが作りやすいですよね。

否定なんかしていれば、相手の性格や考え方を知れず、ただわだかまりが残るだけです。

改善のための批判はアリ

好きなことを直接否定するのはナシですが、

少しでも改善して欲しいという意味で「批判」するのは全然アリだと思います。

成功を収めている人たちは、頭から否定なんかせず、冷静に批判をしていますからね。

  • あのアーティストは、声はいいけど、振り付けがもう一歩ってところだから、プロのダンサーに監修してもらった方がもっと人気が出そうだよね
  • あのユーチューバーって元気があって面白いけど、たまには真面目なのを投稿してギャップを演出してもいいよね

こういった改善のための批判は、聞いた側も、あったしかにそうかもって気づけるきっかけにもなります。

何より改善してほしいという気持ちがあれば、それだけ興味を持ってくれているって思いますから。

まとめ

自分の好きなことを否定されるのは、ムカつきますし、辛いものです。

信頼関係を築くという点では、言われた側も言った側も双方にメリットはほとんどありません。

生み出すのは、怒りや憎悪といった足の引っ張り合いです。

もし、否定してくる人がいたら、言わないでもらうように頼むか、あるいはそっとその人から離れましょう。人格否定してくる人とは、特に今後関わらない方が自身のためでしょう。。

あと、ここまで読んでくれた方も、自分が否定していないかを振り返るといいと思います。

もし、自分も相手の好きなことを否定していたら、同類なので、これをきっかけに改善してもらえたらと思います。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました